
日本文化の特質を語る講演や対談を発信する「世界文化フォーラム」第4回の動画公開が始まった。テーマは「アメリカにおける日本文化の受容」。公式サイトやユーチューブで視聴できる。
ニューヨーク・メトロポリタン美術館キュレーターのモニカ・ビンチクさんが1870年の創設以来の歴史を解説し、「日本美術の収集の出発点は工芸だった」と語った。続いてハーバード大のリピット・ユキオ教授と対談し、「アメリカにおけるジャポニズムは工芸」と強調した。
リピット教授は、実業家で美術収集家のチャールズ・フリーア(1854~1919年)を紹介。デトロイトの旧宅の壁が万華鏡のようで、サイケデリック(幻覚的)でもあると語り、「おそらくフリーアは日本の陶器との調和を考慮し、内装の彩色を指示していたのではないか」と持論を述べた。
(2026年5月5日付 読売新聞朝刊より)
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