日本美を守り伝える「紡ぐプロジェクト」公式サイト

2022.8.6

皇室ゆかりの絵画や工芸品など82件…特別展「日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱」開幕

内覧会が行われた「日本美術をひも解く-皇室、美の玉手箱」展(5日、東京・上野公園の東京芸術大学大学美術館で)

特別展「日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱」(読売新聞社など主催)の内覧会が5日、東京芸術大学大学美術館(東京・上野)で開かれた。宮内庁三の丸尚蔵館に収められている皇室ゆかりの絵画や工芸品など82件を6日から9月25日まで公開する。

ぐるりと裏側も鑑賞できる「菊蒔絵螺鈿棚」

鎌倉時代のやまと絵を代表する「春日かすが権現ごんげん験記絵げんきえ」、元寇の様子を描いた「蒙古もうこ襲来しゅうらい絵詞えことば」、狩野永徳の「唐獅子からじし屏風びょうぶ」など、三の丸尚蔵館の収蔵品で昨年、初めて国宝に指定された5件を展示する(展示替えあり)。

その一つ、伊藤若冲じゃくちゅうの代表作「動植どうしょく綵絵さいえ」は全30幅のうち10幅を30日から公開する。

同展は日本の美を伝える「紡ぐプロジェクト」として開催する。問い合わせは050・5541・8600(ハローダイヤル)。

(2022年8月6日付 読売新聞朝刊より)

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