2022.1.20

国立劇場初春歌舞伎「通し狂言 南総里見八犬伝」1月27日まで―菊五郎さんら集結

「南総里見八犬伝」序幕(武蔵)本郷円塚山の場 寂寞道人実ハ犬山道節忠与:尾上菊五郎 提供:国立劇場 撮影:二階堂健

国立劇場(東京・半蔵門)で初春歌舞伎公演「通し狂言『南総里見八犬伝』」が上演されている。

原作は江戸後期に活躍した曲亭馬琴による伝奇小説で、98巻106冊に及ぶ長編。房総の大名を助けるため、数奇な因縁で結ばれた「八犬士」が活躍する物語で、歌舞伎の作品としては天保5年(1834年)以来繰り返し舞台化されている。国立劇場での上演は7年ぶり5度目。

「南総里見八犬伝」大詰(上野)扇谷定正居城奥庭の場
(右から4人目)犬山道節:尾上菊五郎 (左から4人目)犬坂毛野:中村時蔵 (右端)犬飼現八:尾上松緑 (左端)犬塚信乃:尾上菊之助
提供:国立劇場 撮影:二階堂健

初春らしく、尾上菊五郎さんはじめ人気役者が勢ぞろいしており、菊五郎さんは「お正月の国立劇場の舞台を面白く創り上げて、お客様がまた歌舞伎をみたいな、という気持ちになっていただけるような作品にしたい」と抱負を述べた。

尾上菊之助さんは「八犬士が大切にしている心を感じていただき、コロナ禍の中でも明るい希望を持っていただければ。私も“コロナ滅殺”という思いを込めて役を勤めたい」と話した。

公演は27日まで(20日は休演)。1等席1万2000円、2等席8000円、3等席3500円など。問い合わせは、国立劇場チケットセンター(0570・07・9900)。

公式サイトはこちら https://www.ntj.jac.go.jp/sp/schedule/kokuritsu_l/2021/42210327.html

名場面をぜひ劇場でもご覧ください!
「南総里見八犬伝」序幕(武蔵)大塚村蟇六内の場
(右)犬塚信乃戍孝:尾上菊之助 (左)蟇六娘浜路:中村梅枝
提供:国立劇場 撮影:二階堂健
「南総里見八犬伝」序幕(武蔵)本郷円塚山の場
(右)網乾左母二郎:尾上松緑 (左)蟇六娘浜路:中村梅枝
提供:国立劇場 撮影:二階堂健
「南総里見八犬伝」序幕(武蔵)本郷円塚山の場
(右)寂寞道人実ハ犬山道節忠与:尾上菊五郎 (左)蟇六娘浜路:中村梅枝
提供:国立劇場 撮影:二階堂健
「南総里見八犬伝」序幕(武蔵)本郷円塚山の場
(中)寂寞道人実ハ犬山道節忠与:尾上菊五郎 (右)犬坂毛野胤智:中村時蔵 (左)犬塚信乃戍孝:尾上菊之助
提供:国立劇場 撮影:二階堂健
「南総里見八犬伝」二幕目(下総)滸我足利成氏館の場
(左)犬塚信乃:尾上菊之助 (右)足利成氏:坂東楽善
提供:国立劇場 撮影:二階堂健
「南総里見八犬伝」二幕目(下総)滸我足利成氏館芳流閣の場
(右)犬飼現八:尾上松緑 (左)犬塚信乃:尾上菊之助
提供:国立劇場 撮影:二階堂健
「南総里見八犬伝」三幕目(下総)行徳古那屋裏手の場
(左)犬飼現八:尾上松緑 (中右)犬塚信乃:尾上菊之助 (右)犬田小文吾:坂東彦三郎 (中左)犬村大角:中村萬太郎
提供:国立劇場 撮影:二階堂健
「南総里見八犬伝」四幕目(武蔵)馬加大記館対牛楼閣の場
(手前右)女田楽旦開野実ハ犬坂毛野:中村時蔵 (奥中)扇谷修理大夫定正:市川左團次 (奥左)馬加大記:河原崎権十郎
提供:国立劇場 撮影:二階堂健

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