皇室に伝わる名品を紹介する展覧会「皇室と日本美~宮内庁三の丸尚蔵館収蔵品と岩手」(一関市博物館、宮内庁主催)が、岩手県一関市の一関市博物館で開かれている。宮内庁三の丸尚蔵館の名作を中心に岩手県とゆかりのある計87点を展示する。
三の丸尚蔵館は1993年に開館。代々、皇室から寄贈された絵画、工芸品などを収蔵し、一般にも展示公開してきた。現在、新施設建設のため休館中で、収蔵品を紹介する展覧会を全国で開催。文化庁、宮内庁、読売新聞が官民連携で進める「紡ぐプロジェクト」が特別協力している。
今回は、一関市出身の日本画家・佐藤紫煙の師で帝室技芸員の瀧
展覧会は11月27日まで。休館日は毎週月曜日と11月1日。入場料は一般300円、高校生・大学生は200円、中学生以下や障害者手帳所持者、65歳以上の市民は無料。
期間中は、宮内庁三の丸尚蔵館の主任研究官による記念講演会「三の丸尚蔵館の歴史と活動~収蔵品を伝えていく」(10月10日午後1時20分)などを開催する。問い合わせは同博物館(0191・29・3180)。
(2022年10月1日付 読売新聞朝刊より)
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