若い人たちが日本の伝統芸能に親しむ機会を増やそうと、国立青少年教育振興機構と日本芸術文化振興会は4月21日、連携協定を結び、緊密な取り組みを進めていくと発表した。東京都内で行われた締結式では、伝統芸能「
同機構は国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)をはじめ、全国28の研修・体験施設を運営。同会は国立劇場(同千代田区)など伝統芸能を上演する劇場の運営、実演家の養成を行っている。
締結式では、同機構の施設利用者を対象に、伝統芸能を体験できる機会を設けていく計画が示された。また、国立劇場が来年秋から建て替え工事に入るため、その間、歌舞伎俳優らの養成に、同センター内の研修施設を活用するという。同機構の古川
5月28日に同センターなどで開催される「春のキッズフェスタ」(事前申し込み制)でも、伝統芸能を体験できる企画を予定している。
(2022年4月22日付 読売新聞朝刊より)
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