
日本曹洞宗の大本山・永平寺は、鎌倉時代中期の開創から780年以上にわたり、禅の道場として伝統を重ね、歴史を刻んできた。
開祖・道元(1200~1253年)は1244年、越前国
永平寺は南北朝時代の1372年、後円融天皇から「日本曹洞第一道場」の直筆の額(勅額)を受ける。天皇の命により国家安泰などの祈願をささげる勅願寺として、出世の道場となった。
江戸時代の1615年には、徳川家康から「永平寺法度」を受け、「日本曹洞の末派は永平寺の家訓を守るべし」との命を下された。その後、客殿などが焼失したが、道元四百回大遠忌までに再建。さらに度重なる火災に見舞われるが、遠忌を機に再建や整備をしてきた。
明治期には、大規模な


懐奘(1198~1280年)
京都・藤原氏の一族、藤原
その後、浄土教や禅宗の一派、達磨宗を学び、道元に弟子入り。信頼が厚く、首座(修行僧たちの第一座)に任命された。師の身の回りの世話や、修行僧の食事を用意する役目も担ったという。
道元の著「
1252年に道元が体調を崩すと、翌年に永平寺を譲られ、2代目住職となる。後進を育成し、永平寺の運営に尽力した。

永平寺二祖懐奘禅師 七百五十回大遠忌記念 勧進薪能
【日時】10月17日午後6時開演(8時20分頃終演予定)
【会場】永平寺東京別院の長谷寺(東京都港区西麻布)、麻布大観音前(雨天時は法堂)
【出演】二十六世観世宗家・観世清和、観世三郎太、山本東次郎
【主催】長谷寺勧進薪能実行委員会
【協力】読売新聞社
【特別協力】永平寺、観世宗家、長谷寺
【チケット】チケットぴあ、観世能楽堂(☎03・6274・6579)で販売
(2026年8月2日付 読売新聞朝刊より)
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