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2024.7.5

大覚寺の「宝」 障壁画を展示

特別展「旧嵯峨御所 大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画―」

(左から)浅見龍介・東京国立博物館副館長、伊勢俊雄・大覚寺執行長、俳優の吉岡里帆さん(2024年7月4日、東京国立博物館で)=いずれも青山謙太郎撮影

真言宗大覚寺派大本山・大覚寺(京都市右京区)に伝わる寺宝を紹介する特別展「旧嵯峨御所 大覚寺―百花繚乱りょうらん 御所ゆかりの絵画―」(読売新聞社など主催)の報道発表会が4日、東京国立博物館(東京・上野公園)で行われた。

特別展「大覚寺」の報道発表会で登壇した吉岡里帆さん

同展は来年〔2025年〕1月21日~3月16日、同館平成館で開催される。安土桃山~江戸時代の画家・狩野山楽による「牡丹ぼたん図」(重要文化財)など障壁画を、会期の前・後期合わせて123面展示する。平安時代の仏師・明円みょうえんによる本尊「五大明王像」(同)や、大覚寺とゆかりの深い天皇の書なども並ぶ。

大覚寺は、平安時代に嵯峨天皇が造営した離宮が前身で、876年に寺に改められた。発表会では京都府出身で同展PR大使を務める俳優の吉岡里帆さんが、「障壁画が100面以上集まるなど、またとない機会をぜひ楽しんでいただきたい」と呼びかけた。

吉岡里帆さんは特別展のPR大使と音声ガイドナビゲーターを務める

(2024年7月5日付 読売新聞朝刊より)

特別展「旧嵯峨御所 大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画―」 公式サイト:

https://tsumugu.yomiuri.co.jp/daikakuji2025/

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