2020.9.7

【作家が語る】宮田亮平―工藝2020出展作品から

生と静
宮田 亮平 2012年 W・D・H:97・36・57cm (個人蔵)【金工】

船上から訓練されたイルカ達を見て、その躍動感を誇張させた造形として制作してきた。本当にそれで良いのか? 自分に問いかける日々が続いた。海中で過ごすイルカはどのような姿なのか? バハマ諸島にて衝撃的な体験をし、過去に無い感動を受けた。躍動とは縁遠いものであった。母と子の愛情、「生」と「静」の中の美しさを感じたことを表現した。

宮田 亮平(1945- )Miyata Ryōhei
新潟県生まれ。1972年東京藝術大学大学院美術研究科の鍛金専攻を修了した。日展を主体に活動し、1981年及び1997年特選、2009年内閣総理大臣賞を受賞、日本現代工芸美術展でも受賞を重ねた。2012年日本芸術院賞受賞。自然界の生命の根源である海を代表し象徴するイルカ及びその群像を主題とするシュプリンゲンのシリーズを繰り広げた。鏡面のステンレスに金箔を貼ったり、多彩に発色したチタン等を用いて多様な生態への感動を表して、自然と生命の歓びを象徴させている。東京都江東区在住。

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「工藝2020」開催概要や日時指定チケットの情報は公式サイトで

https://tsumugu.yomiuri.co.jp/kogei2020/

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