東京・荒川区役所前のサンパール荒川で〔2025年6月〕4日に始まる国立劇場主催「6月歌舞伎鑑賞教室」は、赤穂浪士の討ち入りを巡る「土屋
赤穂浪士をとりまく周辺の人たちに焦点を当てた「忠臣蔵外伝」の一つ。吉良邸の隣に住む旗本の主税は、赤穂浪士の源吾が詠んだ句に隠された真意を察し、吉良邸から聞こえる乱闘の物音に喜び勇む。
扇雀さんの曽祖父・初代中村
錦之助さんは「主税がかっこよく作られている作品。周りの役者は、主役をよく見せるために大変だが、そこに芝居の面白さがある」と語った。
21日まで。上演前には、市川
(2025年6月1日付 読売新聞朝刊より)
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