皇室ゆかりの美術工芸品を収蔵、展示する「皇居三の丸尚蔵館」(皇居・東御苑)の開館記念式典が〔2023年10月〕30日、行われた。 同館は新施設建設のため休館していたが、11月3日に再開館する。
式典で島谷弘幸館長は、「皇室に受け継がれた貴重な美術品を後世まで確実に守り、価値を国内外の多くの方々に伝えたい」とあいさつした。
同館では開館初日から来年6月23日まで、記念展「皇室のみやび―受け継ぐ美―」を開催し、近年国宝に指定された優品を含む計約180点を紹介する。
(2023年10月31日付 読売新聞朝刊より)