読売新聞社と、文化庁・宮内庁が連携、協力して進める「日本美を守り伝える『紡ぐプロジェクト』―皇室の至宝、国宝プロジェクト」は、〔2023年〕11月25日、「5周年記念フォーラム」を、よみうり大手町ホール(東京都千代田区)で開催、参加者450人を募集する。
紡ぐプロジェクトが5年間に助成して修理した34件の国宝、重要文化財から、国宝「阿弥陀二十五菩薩来迎図(早来迎)」(京都・知恩院蔵)の作業にあたった技師や所蔵者らが文化財保護の課題などを考える。
後半は、バイオリニストで音楽家の川井郁子さんが、紡ぐプロジェクトをイメージして制作した楽曲を、和楽器と混成の「オーケストラ響」のメンバーと披露する。「幾多の時代を経ながら受け継がれてきた伝統文化が、今を生きる匠の技によって未来へと継承されていく流れに思いをはせて生まれたメロディーです」と話す。
午後1時開演。参加無料。申し込みは読売新聞オンライン「よみぽランド」で〔10月〕31日まで受け付ける(応募者多数の場合は抽選)。
(2023年10月1日付 読売新聞朝刊より)
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