2020.9.30

徳川将軍家の伝家の宝刀「本庄正宗」の刀装も初公開! 桃山展10月6日開幕

黒漆打刀 本庄正宗 江戸時代・17世紀 個人蔵(展示は10月6日~25日)
黒漆打刀 長船長光 江戸時代・17世紀 個人蔵(展示は10月27日~11月8日)

10月6日に開幕する特別展「桃山―天下人の100年」には、家康をはじめ、徳川将軍家ゆかりの名刀を収めた刀装「黒漆打刀うちがたな」2口も初公開される。

2口は徳川将軍家の伝家の宝刀「本庄正宗」と、家康から紀州徳川家・頼宣に伝わった太刀「長船おさふね長光」の刀装。いずれも刀身は戦後、連合国軍総司令部 (GHQ)に供出され、行方不明だ。

東京国立博物館の酒井元樹主任研究員によると、打刀は本来、下級武士用の実用的な刀装。黒漆のさやなどは質実な作風で家康好みだが、つばなどの刀装具は室町後期から権力者に仕えた名家・後藤家の細工という。

酒井研究員は「家康の用いた打刀は力強さを感じさせる質実な仕立てが特徴だが、この刀装の金具は、意匠をそろえた格調の高い、精緻せいちなもので統一している点が珍しい。『上品な力強さ』が家康の理想の刀装かもしれない」と話している。

展覧会公式サイトはこちら

https://tsumugu.yomiuri.co.jp/momoyama2020/

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