皇室の至宝を守り伝える宮内庁三の丸尚蔵館が、今秋から、宮城、宮崎、和歌山で開催する展覧会に所蔵品を出品します。今後も地方に広く展開するとともに、皇室へより親しみを感じてもらいたい考えです。
三の丸尚蔵館30年の歩みとお披露目される名品をシリーズで紹介します。一回目は9月18日から始まる宮城展から。
明治時代初期に活躍した高橋由一は、宮城県では松島の風景や当時の県庁を描いた作品で親しまれている。展覧会には東北地方の産業発展の基盤として建設された山形と福島を結ぶ山岳トンネル「栗子山
上皇さまが天皇に即位された
宮城県美術館副主任研究員の土生和彦さんは「近代日本の名画や彫刻を中心に、皇室ゆかりの作品をまとまって紹介できる貴重な機会。皇室と東北地方のつながりを感じてもらえたらうれしい」と話している。
【会期】9月18日(土)~11月7日(日) ※月曜、9月21日(火)休館。ただし、9月20日(月・祝)は開館
【会場】宮城県美術館(仙台市青葉区、022・221・2111)
【主催】宮城県美術館、宮内庁
【特別協力】文化庁、紡ぐプロジェクト、読売新聞社
(2021年9月11日読売新聞から)
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