京都ゆかりの国宝や皇室の名宝を紹介する特別展「京の国宝―守り伝える日本のたから―」(文化庁、京都国立博物館、日本芸術文化振興会、読売新聞社主催)が7月24日、京都市東山区の京都国立博物館で開幕した。9月12日まで。
会期中に一部を入れ替えながら、国宝72件、重要文化財8件を含む120件を展示。来場者は、桃山時代の壮麗さを伝える長谷川等伯筆の「松に秋草図屏風」(智積院所蔵)=写真=や、7月16日の文化審議会で国宝になることが決まった「春日権現験記絵」(宮内庁三の丸尚蔵館所蔵)などを熱心に見ていた。
観覧料は一般1600円、大学生1200円、高校生700円。月曜休館(8月9日は開館、10日は休館)。問い合わせは京都国立博物館(075・525・2473)。
(2021年7月25日読売新聞から)
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特別展「京(みやこ)の国宝―守り伝える日本のたから―」:京都国立博物館 (yomiuri.co.jp)