模型などを通して日本の伝統建築を紹介する展覧会「日本のたてもの―自然素材を
模型は10分の1サイズで、沖縄県外での展示は今回が初めて。この日は、東京港から梱包された模型を大型トレーラーで同館まで運んだ後、作業員らが慎重に搬入作業を進めた。
模型は1953年の製作で、45年の沖縄戦で焼失した正殿を復元したもの。平成に入ってから復元された首里城正殿も昨年10月の火災で焼失しており、再建に向けた検討が進められている。
展示作業に立ち会った沖縄県立博物館・美術館(那覇市)の山本正昭主任学芸員は「彫刻や木組みなどのディテールが忠実に再現されている。ぜひ鑑賞してほしい」と話した。
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