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2021.3.13

皇居外苑で能・狂言を披露…大震災復興を祈念「祈りのかたち」

日本博皇居外苑特別公演「祈りのかたち」で演じられた「翁」(3月12日、皇居外苑皇居前広場で)(C)日本芸術文化振興会

東日本大震災からの復興を祈念する「日本博皇居外苑特別公演~祈りのかたち~」が12日、皇居・二重橋を背景にした特設舞台で開幕した。

政府の文化プログラム「日本博」の一環。3日連続公演の初日で、能と狂言が披露された。

小鳥のさえずりが聞こえる中、二十六世観世宗家の観世清和さんが「おきな」のシテを勤め、「天下泰平、国土安穏、今日こんにちの御祈祷きとうなり」と厳かに謡った。古式ゆかしい能装束と石垣やお堀の景観が調和し、観客は江戸時代にタイムスリップしたような感覚を楽しんだ。

13日は岩手の伝統芸能「浦浜念仏剣舞けんばい」、14日は琉球舞踊などが上演される。雨天中止。

(2021年3月13日読売新聞朝刊より掲載)

【13日】雨のため中止になりました。

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