かつては紙幣のカオとして、今も歴史の教科書でおなじみの聖徳太子。2021年は、聖徳太子の1400年忌という節目の年にあたります。紡ぐプロジェクトでは今年、特別展「聖徳太子と法隆寺」を奈良国立博物館(4月27日~6月20日)と東京国立博物館(7月13日~9月5日)で開催するとともに、サイトでも「聖徳太子1400年御遠忌」に関連した様々なトピックスを紹介します。なぜ太子は、1000年以上にわたって日本人に愛されてきたのでしょうか。知っているようで知らない太子の功績や、現代まで連なる魅力などを探っていきます。
奈良県斑鳩町の法隆寺で1月11日夜、奈良時代から続けられている正月の法要「
国の安泰や人々の幸福などを祈る伝統行事で、人々が昨年1年間に犯した罪を僧侶が代わって釈迦三尊像や
灯明で薄暗く照らされた堂内では、古谷正覚住職ら僧侶11人が節をつけた「
古谷住職は「昨年はコロナ禍の1年となってしまい、疫病退散を特に願っている」と話していた。例年、一部を参拝者に公開しているが、今年は実施しないという。
(1月12日読売新聞朝刊(奈良県版)より掲載)
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