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2020.9.6

【作家が語る】吉賀將夫―工藝2020出展作品から

萩釉陶壺はぎゆうとうこ「対比と調和」
吉賀 將夫 2014年 W・D・H:36・36・36cm (個人蔵)【陶磁】

釉の白色と褐色、釉の滑らかさと素地の粗さの対比及び調和を、一つの形体の中で追求しました。

萩焼の素材技法を基に制作しました。

吉賀 將夫(1943- ) Yoshika Hatao
山口県生まれ。1969年東京藝術大学大学院美術研究科陶芸専攻を卒業し、父・吉賀大眉のもとで修業した。日展を主体に活動し、1983年及び1985年特選、1996年文部大臣賞受賞、日本現代工芸美術展でも受賞を重ねた。萩焼の伝統を越える芸術性を求めた吉賀大眉の意思を継承して、自らの萩焼の土素材と焼成、表現域を拡張する可能性を追求している。2000年日本芸術院賞受賞。山口県萩市在住。

工藝2020の出展作品一覧・関連記事はこちら

「工藝2020」開催概要や日時指定チケットの情報は公式サイトで

https://tsumugu.yomiuri.co.jp/kogei2020/

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