浄土宗の開宗850年を記念し、全国の同宗寺院に伝わる名号を一堂に集めた「浄土宗高僧名号展」が〔2024年12月〕17~22日、東京都中央区のセントラルミュージアム銀座で開かれる。
増上寺(東京都港区)を開山した聖聡や当代の伊藤唯真・浄土門主らが揮毫した名号計86点を展示。名号は仏の称号を書いたもので、法然を開祖とする同宗では「南無阿弥陀仏」と書く。川中光教・宗務総長は「それぞれに工夫や独自の書体がある。思いを感じていただければ」と話す。
入場無料。問い合わせは同宗社会部(☎ 03・3436・3351)へ。
(2024年12月1日付 読売新聞朝刊より)