空海ゆかりの京都・ 神護寺じんごじ に伝わる寺宝が並ぶ特別展「神護寺―空海と真言密教のはじまり」が〔2024年7月〕17日、東京・上野公園の東京国立博物館平成館で開幕する。
寺の外で初めて公開される本尊「薬師如来立像」や、空海が制作に関わったとされる「両界曼荼羅 (高雄曼荼羅)」などの国宝17件、重要文化財44件を含む、密教寺院の宝物約100件を紹介する。
16日に報道関係者向けの内覧会が開かれ、参加者は創建1200年の寺の歴史を感じながら、名品に見入っていた。9月8日まで。
(2024年7月17日付 読売新聞朝刊より)