
文化庁、宮内庁、読売新聞社による「紡ぐプロジェクト」の文化財修理助成事業で、国宝と重要文化財の修理が進んでいる。このうち、国宝1件、重要文化財2件について詳細をリポートする。
和歌山・高野山の金剛峯寺所蔵の国宝「八大童子立像」の修理が2025年春から進められている。8体すべての本格的な修理は半世紀ぶり。このうち
八大童子立像は、金剛峯寺不動堂(国宝)の本尊である不動明王坐像(重要文化財)の従者。南北朝時代に制作された指徳と阿耨達を除き、鎌倉時代の運慶の作と伝わる。
3体は、奈良国立博物館(奈良市)の文化財保存修理所で約1年かけて、彩色部分の
高野山霊宝館の大森照龍館長(65)は「戻ってきた3体はきれいに整った感じだ。4体もきれいになって帰って来てほしい」と話していた。
(2026年6月7日付 読売新聞東京本社朝刊より)
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