2019.9.25

ICOMトークセッション「美を守り、美を伝える」 動画リポート

9月1日から、日本で初めて開催された「第25回国際博物館会議(International Council of Museums=ICOM)京都大会」で2日、読売新聞社のトークセッション「美を守り、美を伝える」が行われました。

読売新聞東京本社の前田恭二・編集局次長兼文化部長が進行役を務め、壇上では、宮田亮平・文化庁長官、佐々木丞平・京都国立博物館長、老川祥一・読売新聞グループ本社最高顧問(現・会長)が、新聞社が担う文化事業や、文化庁、宮内庁、読売新聞社が官民一体で取り組む「紡ぐプロジェクト」について意見を交わしました。

紡ぐプロジェクトは、貴重な文化財を継承するため、「保存・修理・公開」を一体的に行っています。宮田長官は「この循環がなかなかうまくいかなくなっているので、改めてメスを入れたい。1000年以上前から伝えられてきたすばらしさを、次の時代に伝えることが大事だ」と訴えました。

宮田亮平・文化庁長官

老川最高顧問(現・会長)は、8月20日に開設したプロジェクトのポータルサイトを紹介し、「デジタルでより精細に、より間近に見て、文化財の美しさや技術の繊細さを実感してほしい。英語でも情報を発信し、海外に伝える努力もしていく」と語りました。

老川祥一・読売新聞グループ本社最高顧問(現・会長)

佐々木館長は「文化財の保存、修理は博物館にとって非常に重要。積極的に手を携えていきたい。美と文化の拠点である博物館とプロジェクトが手を結ぶことで文化の交流を盛んにし、人類の平和と幸福につながると確信している」と強調しました。

佐々木丞平・京都国立博物館長

トークセッションが行われた会場は国内外からの参加者が集まり、立ち見も出るほど。メモを取りながら熱心に聞く姿も見られました。トークの概要をまとめた動画もご覧ください。

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