熱海で工藝ダイニング　玉三郎さん特別舞踊公演も

※「工藝ダイニング2023×熱海座 坂東玉三郎能楽堂特別舞踊公演 in MOA美術館」は残数不足のため、リクエスト予約の受け付けのみとなっています。〔2023年8月10日現在〕

伝統工芸作家の器で茶の湯体験や食事が楽しめる「工藝（こうげい）ダイニング2023」と、坂東玉三郎さんの特別舞踊公演を〔2023年〕11月5～7日、静岡県熱海市のMOA美術館で開催する。

工藝ダイニングは、政府が観光と文化芸術の振興を目指す「日本博2・0」の一環。同美術館で開催する特別展「十三代三輪休雪と茶の湯」にちなみ、館内の茶室「一白庵」で茶の湯の体験プログラムを実施する。5日は竹工芸の重要無形文化財保持者（人間国宝）藤沼昇さん、6日は陶芸（小石原焼）の人間国宝・福島善三さん、7日は陶芸（萩焼）の三輪休雪さんが自らの作品などについて話す。

坂東玉三郎さんの舞踊公演「熱海座」は「壇浦（だんのうら）兜軍記（かぶとぐんき）（三曲糸（さんきょくいと）の調（しらべ））」を上演。箏（こと）、三味線、胡弓（こきゅう）を玉三郎さん自ら演奏する。

〔※↑〕 読売旅行で参加者を募集している。午前10時現地集合、午後5時半解散予定で、5、6日は和食（4万5000円）、7日は洋食（4万9000円）。読売旅行東日本販売センター（050・3172・4343）、公式サイト（https://www.kogei-dining.com/）へ。

（2023年8月6日付 読売新聞朝刊より）