東京国立博物館で〔2024年4月〕16日~6月9日に開かれる特別展「法然と極楽浄土」(読売新聞社など主催)に出展するため、高松市仏生山町の法然寺で2日、入滅する釈迦と嘆き悲しむ弟子たちを表した「
法然寺は、浄土宗を開いた法然上人(1133~1212年)が四国に流された時に滞在した寺を、初代高松藩主・松平頼重(1622~95年)が現在の場所に移して再興。1670年に
「仏涅槃群像」は三仏堂にある。「さぬきの寝釈迦」として知られる釈迦の像(約2・8メートル)が横たわり、周囲をほぼ等身大の
この日は、同博物館の研究員が保存状態を確認するなどし、写真を撮影。運送会社の作業員6人が顔や手などを和紙で丁寧に包み、それぞれの写真が貼られた箱に入れていった。
特別展では釈迦と羅漢、動物など26体を展示。「フォトスポット」として撮影も可能で、細井俊道・前住職(70)は「寺以外での公開は初めて。涅槃に立ち会っている感覚を味わってもらえたら」と話す。
(2024年4月3日付 読売新聞より)
特別展「法然と極楽浄土」
【会期】 2024年4月16日(火)~6月9日(日)
【会場】 東京国立博物館 平成館
【主催】 東京国立博物館、NHK、NHKプロモーション、読売新聞社
【特別協賛】 キヤノン、大和証券グループ、T&D保険グループ、
明治ホールディングス
【協賛】 JR東日本、清水建設、竹中工務店、三井住友銀行、
三井不動産、三菱ガス化学、三菱地所、三菱商事
【特別協力】 浄土宗開宗850年慶讃委員会、文化庁
【協力】 NISSHA
【お問合せ】 050-5541-8600(ハローダイヤル)
【 展覧会公式サイト 】 https://tsumugu.yomiuri.co.jp/honen2024-25/
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