日本美を守り伝える「紡ぐプロジェクト」公式サイト

2022.7.12

京に息づく「茶の湯」―特別展10月8日から京都国立博物館で

国宝「大井戸茶碗 銘喜左衛門(きざえもん)」(京都・孤篷庵(こほうあん)蔵)

京都国立博物館(京都市)は11日、10月8日から12月4日まで開催する特別展「みやこに生きる文化 茶の湯」(読売新聞社など主催)の概要を発表した。京都ゆかりの名品約250件を通じ、茶の湯の歴史をたどる。

京都・龍光院りょうこういん蔵の国宝「曜変天目」は、世界にほとんど現存しないとされる中国・南宋時代(12~13世紀)の名碗で、10月8~23日に展示される。

安土桃山時代の茶聖・千利休が大成したび茶で珍重された朝鮮半島伝来の井戸茶碗では、国宝「大井戸茶碗 銘喜左衛門きざえもん」(京都・孤篷庵こほうあん蔵)や、豊臣秀吉が愛用したとされる重要文化財「大井戸茶碗 銘筒井筒つついづつ」などが並ぶ。

本展は読売新聞大阪発刊70周年の記念事業です。文化庁・宮内庁・読売新聞社が取り組む「紡ぐプロジェクト」の一環として開催します。

最新情報は展覧会ホームページ&公式Twitterで!

https://tsumugu.yomiuri.co.jp/chanoyu2022/

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