京都国立博物館(京都市)は11日、10月8日から12月4日まで開催する特別展「京に生きる文化 茶の湯」(読売新聞社など主催)の概要を発表した。京都ゆかりの名品約250件を通じ、茶の湯の歴史をたどる。
京都・龍光院蔵の国宝「曜変天目」は、世界にほとんど現存しないとされる中国・南宋時代(12~13世紀)の名碗で、10月8~23日に展示される。
安土桃山時代の茶聖・千利休が大成した侘び茶で珍重された朝鮮半島伝来の井戸茶碗では、国宝「大井戸茶碗 銘喜左衛門」(京都・孤篷庵蔵)や、豊臣秀吉が愛用したとされる重要文化財「大井戸茶碗 銘筒井筒」などが並ぶ。
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本展は読売新聞大阪発刊70周年の記念事業です。文化庁・宮内庁・読売新聞社が取り組む「紡ぐプロジェクト」の一環として開催します。
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