2020年のオリンピック・パラリンピック東京大会を機に、日本文化を世界に発信しようと政府が推進する「日本博」の催しの一つ、「日本博in日本橋」(三井不動産、JTBなど特別協賛、日本橋高島屋S.C.など協賛)が東京都中央区の日本橋地区で開かれています。
江戸時代、日本橋は町人文化のまさに中心地で、現在も、重要文化財に指定されている建造物から和食まで、有形無形の文化財が豊かに伝えられています。「日本博 in 日本橋」は、こうした文化を広く体験してもらおうと企画されました。11月4日までの期間中、日本橋地区の老舗店などで、浮世絵木版画刷りの実演や和菓子作りのワークショップなど、多彩なプログラムが予定されています。
10月25日には開会記念式典が開かれ、主催の文化庁・宮田亮平長官、日本芸術文化振興会の河村潤子理事長のほか、岡田直樹・内閣官房副長官らが出席。大倉流小鼓方宗家で人間国宝の大倉源次郎さんの演奏に合わせ、能楽
また、「舞台の合間に日本橋を散策するのが息抜きの一つ」という歌舞伎俳優の松本幸四郎さんは、「日本橋は歴史を底力に、エネルギーにして、新しいものを発信している。これからも文化を発信する場として発展してほしい」と話し、開会を祝しました。
期間中、25日には、「江戸町火消」の伝統を受け継ぐ「江戸消防記念会」のメンバーが作業唄「木
28日から11月1日までは、日本銀行本店本館や三井本館、日本橋三越本店、日本橋高島屋など、重要文化財に指定されている建造物をめぐるツアーが行われます。日本語のほか、英語や中国語の解説付きのコースもあります。
2日から4日までは、地域の老舗企業らによって、和菓子作りや江戸切子作り、紙すき体験、「おいしい
0%