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2020.9.7

【作家が語る】山岸大成―工藝2020出展作品から

神々の座 「出雲」
山岸 大成 2017年 W・D・H:77・18・33cm (個人蔵)【陶磁】

神無月、神々はこの地に集うという。出雲は路傍の草や小石さえも光あふれ、旅人を敬虔な祈りへと誘う。心を澄まし風の音を五感に聴き、旅の空に遠く古人 の想いを和す。大いなる存在への畏敬と祈りを、穢れなき白の内に試みた。

山岸 大成(1956- ) Yamagishi Taisei
石川県生まれ。1978年金沢美術工芸大学工芸科卒業。日展を主体に活動し、1990年及び1996年特選受賞、日本現代工芸美術展でも受賞を重ねた。白磁の造形に徹し、神々への畏敬を清浄な社殿の形象に映じて、自らの精神性を造形化している。石川県能美市在住。

工藝2020の出展作品一覧・関連記事はこちら

「工藝2020」開催概要や日時指定チケットの情報は公式サイトで

https://tsumugu.yomiuri.co.jp/kogei2020/

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