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2020.9.5

【作家が語る】小林祥晃―工藝2020出展作品から

蒼風

小林 祥晃 2015年 W・D・H:120・-・140cm (個人蔵)【染織】

遥か彼方に吹く風をモチーフとし、その空間に存在するであろう生命や魂などを心象風景として表現しました。伝統技法である蝋纈染の撒蝋法と堰出法で絹に酸性染料を用いて制作しています。

小林祥晃(1955- ) Kobayashi Shōkō
京都府生まれ。1978年大阪芸術大学工芸学科染織科卒業。日展を主体に活動し、2004年及び2012年特選を受賞、創工会展や日工会展でも受賞を重ねた。1990年京都工芸選抜展「時代を担う作家」や1991年京都工芸ビエンナーレ、1994年平安建都1200年記念「染アート展」等で優秀賞を受賞し、国外の企画展でも活躍している。《蒼風》は、蠟纈染の伝統技法により、はるか彼方に吹く蒼い風をテーマに、それが翻る空間に在ろう生命の気象を表現している。京都府宇治市在住。

工藝2020の出展作品一覧・関連記事はこちら

「工藝2020」開催概要や日時指定チケットの情報は公式サイトで

https://tsumugu.yomiuri.co.jp/kogei2020/

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