2020.9.4

【作家が語る】杉浦美智子―工藝2020出展作品から

船出
杉浦 美智子 2016年 W・D・H:38.5・12.2・27.2cm (薬師寺)【人形】

人の形を人形(にんぎょう)にするということは、見たままの姿に変化を加え、より共感しやすい形にして表現し直すという事だと思っています。「船出」では人体に船のイメージを加え、これから始まる航海に向けての期待と無事を祈る気持ちを込めました。

杉浦 美智子(1954- )Sugiura Michiko
山梨県生まれ。実践女子短期大学卒業後、1996年重要無形文化財「衣裳人形」保持者の秋山信子に師事して伝統の人形創作を志望した。伝統工芸を主体に活動し、日本伝統工芸展で2004年新人賞、2016年優秀賞を受賞した。伝統工芸人形展等でも受賞を重ねた。伝統の桐塑技法による素地に染色した和紙を貼り重ねて仕上げる技法で制作し、柔和な質感と繊細な色調を得ている。若い女性のさりげない表情や児童のキュートな姿態を思い切ってデフォルメした造形で、現代的な感性に豊かさを表している。東京都品川区在住。

工藝2020の出展作品一覧・関連記事はこちら

「工藝2020」開催概要や日時指定チケットの情報は公式サイトで

https://tsumugu.yomiuri.co.jp/kogei2020/

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