2021年3月、皇居・二重橋前の特設舞台で行われた日本博皇居外苑特別公演「祈りのかたち」で、荒天のため中止になった演目が6月30日、国立能楽堂(東京都渋谷区)で上演された。
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金春安明さん、大倉源次郎さんによる一調「曙」や、脇仕舞「羅生門(下掛宝生流)」、江戸城の大広間で演じられた記録がある「東北(金剛流)」も
特別公演を監修した日本芸術文化振興会理事の大和田文雄さんは「皇居前でご覧いただけなかったのは残念だったが、改めてお届けすることができた。普段と違う会場で国立劇場のスタッフが取り組んだ舞台周りや照明、音響のデザイン、ライブ配信などは、国立劇場の再整備事業にも糧になる」としている。
(2022年8月12日付 読売新聞より。写真はすべて国立能楽堂提供)
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