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2021.10.12

「最澄と天台宗」展が開幕、数々の秘仏や文化財が一堂に

重要文化財 薬師如来及び両脇侍立像 平安時代・薬師如来(9~10世紀)、日光菩薩、月光菩薩(11~12世紀) 東京・寛永寺蔵=青山謙太郎撮影

天台宗を日本に広めた伝教大師最澄の1200年大遠忌を記念した特別展「最澄と天台宗のすべて」(読売新聞社など主催)の関係者向け内覧会が11日、東京国立博物館(東京・上野公園)で開かれた。

天台宗の総本山、比叡山延暦寺所蔵の宝物をはじめ、全国の寺院などが守り伝えてきた貴重な文化財を一堂に展示する。

ずらりと並んだ最澄(右端)など天台ゆかりの人物たちを描いた肖像画
慈恵大師(良源)坐像 鎌倉時代・13~14世紀 東京・深大寺蔵
躍動感のある十二神将立像(二、四、六、九号像) 鎌倉時代・13世紀 愛知・瀧山寺蔵

日本最大の肖像彫刻として知られる東京・深大寺の「慈恵じえ大師(良源)坐像」や、岐阜・願興寺(蟹薬師)の本尊、重要文化財「薬師如来坐像」など、通常は非公開の秘仏も展示される。

会期は12日から11月21日まで。問い合わせは050・5541・8600(ハローダイヤル)へ。

重要文化財 伝教大師(最澄)坐像 鎌倉時代・貞応3年(1224年) 滋賀・観音寺蔵
重要文化財 聖観音菩薩立像 平安時代・9世紀 岡山・明王寺蔵

(2021年10月12日読売新聞から)

開催概要

日程

2021.10.12〜2021.11.21

会場

東京国立博物館 平成館
〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9

料金

一般2100円(当日券2200円)、大学生1300円(同1400円)、高校生900円(同1000円)※中学生以下無料

※本展は混雑緩和のため、事前予約制(日時指定券)を導入します。

休館日

月曜日

開館時間

午前9時30分~午後5時

お問い合わせ

050-5541-8600(ハローダイヤル)

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