新たに国宝・重要文化財に指定される美術工芸品をまとめて紹介する「令和7年 新指定国宝・重要文化財展」が、京都文化博物館(京都市中京区)で開かれている。今回で82回目。文化財保護法による指定が初めて行われた1951年から東京国立博物館(東京都台東区)で開催されていたが、文化庁の移転を機に、初めて京都での開催となった。
国宝は、奈良・法隆寺で守り継がれ献納された「
会場では、すべての作品をカラー画像で紹介した図録=写真=も販売されている。文化庁調査官による作品解説も掲載され、1700円(税込み)。東京国立博物館ミュージアムショップでも取り扱う。
(2025年5月4日付 読売新聞朝刊より)
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