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2022.10.16

琉球の美鮮やか…沖縄県立博物館・美術館で復帰50年展「琉球―美とその背景―」開幕

沖縄の本土復帰50年に合わせた展示「復帰50年展 琉球―美とその背景―」が14日、那覇市の沖縄県立博物館・美術館で開幕した。12月4日まで。

「黒地桐鳳凰文様描絵芭蕉衣裳」(松坂屋コレクション J.フロントリテイリング史料館蔵)(右)など類例の少ない貴重な作品が並ぶ 

東京国立博物館、九州国立博物館で開かれた特別展「琉球」(読売新聞社など主催)の関連展覧会。琉球王国時代の美術工芸品を中心に200点以上を展示する。

芭蕉ばしょうを黒く染めて鳳凰ほうおうを描いたノロ(神女)の衣装や、120年以上前に作られた、中国・明への使者や貢ぎ物を載せた「進貢船しんこうせん」の模型など、沖縄県内初公開の展示品もある。

月曜休館。観覧料は一般1400円など。同県立博物館・美術館(098・941・8200)。

首里城に飾られていた大龍柱(中央)は、東京、福岡での展示を経て沖縄に戻った
新たに発見された漆器も初公開されている

(記事は2022年10月15日付 読売新聞朝刊より。写真は紡ぐプロジェクト事務局撮影)

沖縄県立博物館・美術館のサイトでは見どころや担当学芸員のインタビューも紹介されています  https://okimu.jp/exhibition/ryukyunobi/

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