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2023.7.10

首里城火災の被災文化財、修理の現状や技術を次代へ…「沖縄未来コンサバターズ」8月に開催

首里城(那覇市)の火災で被災した美術工芸品の修理の現状や技術を次世代へ伝えるプログラム「沖縄未来コンサバターズ」(主催・読売新聞社、沖縄美ら島財団、協賛・清水建設)を8月3日から3日間、沖縄県で実施する。

プログラムには、読売新聞社が運営する「ヨミウリ・ジュニアプレス」の高校生記者と同県内の高校生ら15人が参加し、首里城再建工事の関係者や、特に被害が甚大だった琉球漆器の修理に携わる人たちに話を聞くほか、舞踊や料理などの琉球文化を学ぶ。若い世代が伝統文化を継承する大切さを知り、自らの体験として伝えるきっかけとすることを目指す。

2019年の火災では、正殿などの建物と美術工芸品約400点が焼失した。被災した琉球漆器約290点の修理には最短でも20年はかかるといい、修理を担う後継者の育成が大きな課題となっている。

(2023年7月2日付 読売新聞朝刊より)

※台風6号の影響で延期になりました。

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