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2022.10.31

ホモ・ファーベル展、熱海MOA美術館に帰国…深澤直人が設計した空間で人間国宝の作品鑑賞

MOA美術館で始まったホモ・ファーベル展(10月28日)

企画展「HOMO FABER, 12 Stone Garden 深澤直人と12人の人間国宝」(主催=MOA美術館、ミケランジェロ財団、日本工芸会、後援=読売新聞社)が2022年10月28日、静岡県熱海市のMOA美術館で開幕した。

ホモ・ファーベル展はイタリアのベネチアで今春開かれた展覧会の帰国展。12人の重要無形文化財保持者(人間国宝)の陶芸や漆芸など伝統工芸の作品28点を、12月11日まで公開する。来場者はデザイナーの深澤直人さんが設計した静かな空間で、室瀬和美さん(蒔絵まきえ)や十四代今泉今右衛門さん(色絵磁器)、藤沼昇さん(竹工芸)らの繊細な表現を堪能していた。

ホモ・ファーベル展(10月28日)

ミケランジェロ財団のアルベルト・カバッリ事務局長は「日本の皆さんは世界が見習うべき素晴らしい価値や才能を持っていることを伝えたい」と話した。

(2022年10月29日付 読売新聞朝刊より)

企画展「HOMO FABER, 12 Stone Garden 深澤直人と12人の人間国宝」
(MOA美術館)
公式サイトはこちらから

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