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2025.5.10

日本の工芸 新たな発想で —「饗宴!匠が演じる日本美の世界」 大阪・関西万博で5月27日から展示

2025年大阪・関西万博

開催中の大阪・関西万博では、新たな発想で日本の工芸の未来を切り開く作家、クリエイターたちの逸品が展示される。ギャラリーEASTで〔2025年5月〕27日から6月1日に開かれる「饗宴きょうえんたくみが演じる日本美の世界」で、50を超える個人・団体の作品が一堂に会する。

読売新聞などが進める伝統文化振興プロジェクト「Action!伝統文化」の一環で、北海道から沖縄まで全国から寄せられた陶磁器や漆器、織物、木工品などを展示する。再生紙を原料とするなど環境に配慮した群馬県の「デザイナーズだるま」や、1300年続く技法により作られた「鈴鹿墨」など多彩な作品が並ぶ。

隣接のポップアップステージ南では、だるまに眉やひげを描く実演パフォーマンス(5月30日)や、文金高島田などをかぶることができる日本髪かつら体験(31日)、工芸品を身に着けたファッションショー(6月1日)などが行われる。詳細はQRコードから。

「饗宴!匠が演じる日本美の世界」

「鈴鹿墨」(三重県)
「brilliant reflection」(兵庫県)
「デザイナーズだるま」(群馬県)

(2025年5月4日付 読売新聞朝刊より)

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