紡ぐプロジェクトのあゆみ
2018年
11月29日
文化庁の宮田亮平長官と読売新聞グループ本社の山口寿一社長が記者会見し、紡ぐプロジェクトの開始を発表
2019年
2月20日
修理を施す8作品について、有識者による選考委員会が決定
3月3日
2020年東京五輪・パラリンピックに合わせて政府が開催する「日本博」に、紡ぐプロジェクトの展覧会が参画
3月4日
紡ぐプロジェクトの開会記念式典を東京国立博物館で開催
3月5日
特別展 御即位30年記念「両陛下と文化交流−日本美を伝える−」が東京国立博物館で開幕(4月29日まで開催)
3月13日
天皇、皇后両陛下(現在の上皇ご夫妻)が特別展を鑑賞
3月28日
紡ぐプロジェクト開幕を記念するフォーラムをよみうり大手町ホールで開催
4月8日
文化庁主催の「新指定国宝・重要文化財」展で、読売新聞社が紡ぐプロジェクトの一環として特別協力を行うと発表
4月11日
修理事業として、知恩院蔵「阿弥陀二十五菩薩来迎図」(早来迎)の作業開始
4月15日
秋篠宮ご夫妻と長女眞子さま、次女佳子さまが特別展を鑑賞
4月24日
皇太子ご夫妻(現在の天皇、皇后両陛下)が特別展を鑑賞
5月3日
特別展「美を紡ぐ 日本美術の名品 −雪舟、永徳から光琳、北斎まで−」が東京国立博物館で開幕(6月2日まで開催)
8月20日
公式サイト「紡ぐ TSUMUGU : Japan Art & Culture」オープン
9月2日
世界の博物館関係者が集まる「第25回国際博物館会議(ICOM)京都大会」に読売新聞社がプラチナクラススポンサーとして協賛
2020年
2月17日
2020年度文化財修理助成事業で、国宝「木造阿弥陀如来坐像(九体阿弥陀)」(京都・浄瑠璃寺蔵)など7件を対象に選定。19年度から助成した文化財は計15件に
3月1日
紡ぐプロジェクト特別紙面の定期掲載をスタート。文化財修理の意義や、日本美と技の魅力を毎月発信
3月10日
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、特別展「体感!日本の伝統芸能」が中止に。この後も、「京の国宝」展、「聖林寺」展などが中止、延期となった
3月20日
文化財修理助成事業で、最初に修理が完了した京都・東寺所蔵の重要文化財「木造観音菩薩・梵天・帝釈天立像」(二間観音)を東寺で公開。3月末には高野山金剛峯寺所蔵の重要文化財「木造執金剛神立像・木造深沙対象立像 像内納入品」も高野山霊宝館で公開された
7月13日
紡ぐプロジェクト事務局と早稲田大学が連携し、文学部の山本聡美教授と日本美術史をテーマにした共同授業をオンラインで開催
9月21日
特別展「工藝2020―自然と美のかたち」が東京国立博物館・表慶館で開幕。建築家・伊東豊雄さんが手がけた展示空間に、人間国宝ら82人の作品が並んだ
10月6日
特別展「桃山―天下人の100年」が東京国立博物館・平成館で開幕。宮内庁三の丸尚蔵館所蔵の「唐獅子図屏風」(狩野永徳筆)など豪奢な作品が勢ぞろいした
11月16日
紡ぐプロジェクトのウェブサイト「紡ぐ TSUMUGU : Japan Art & Culture」が、公益社団法人「日本アドバタイザーズ協会Web 広告研究会」が主催する第8回Webグランプリで「企業BtoCサイト賞」優秀賞を受賞した
12月8日
展覧会「日本のたてもの―自然素材を活かす伝統の技と知恵」が国立科学博物館で開幕。東京国立博物館・表慶館、国立近現代建築資料館の3館で同時開催
12月14日
2021年度文化財修理助成事業で、国宝「絹本著色阿弥陀聖衆来迎図」(和歌山県・有志八幡講所蔵)など6件を対象に選定。19年度から助成した文化財は計21件に
2021年
4月27日
特別展「聖徳太子と法隆寺」を開催(~6月20日、奈良国立博物館/7月13日~9月5日、東京国立博物館)
6月22日
特別展「国宝 聖林寺十一面観音」が開幕(~9月12日、東京国立博物館/2022年2月5日~3月27日、奈良国立博物館)
7月24日
特別展「京の国宝」が開幕(~9月12日、京都国立博物館)
9月18日
宮内庁三の丸尚蔵館の名品を地方で紹介する取り組みがスタート。「皇室の美―東北ゆかりの品々」(~11月7日、宮城県美術館)、「皇室と宮崎 ~宮内庁三の丸尚蔵館収蔵作品から~」(10月9日~12月5日、宮崎県立美術館)、「和歌山と皇室―宮内庁三の丸尚蔵館名品展―」(12月4日~2022年1月23日、和歌山県立博物館)。紡ぐプロジェクト特別協力
10月12日
特別展「最澄と天台宗のすべて」が開幕(~11月21日、東京国立博物館/2022年2月8日~3月21日、京都国立博物館/2022年4月12日~5月22日、九州国立博物館)。紡ぐプロジェクトの助成で修理を終えた重要文化財「道𨗉和尚伝道文」(滋賀・延暦寺蔵)を展示
11月23日
紡ぐプロジェクト修理助成事業の2022年度対象品を選ぶ選考委員会を開催。国宝「扇面法華経冊子」(大阪・四天王寺蔵)など6件を選定