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トーハクに、京(みやこ)の春が、おとずれる。/開創1150年記念 特別展「旧嵯峨御所 大覚寺 -百花繚乱 御所ゆかりの絵画-」/2025年1月21日(火)~3月16日(日)/東京国立博物館 平成館(上野公園)/左:重要文化財 紅白梅図、右:重要文化財 牡丹図(いずれも部分) 狩野山楽筆 江戸時代・17世紀 京都・大覚寺蔵
障壁画100面、一挙公開。/開創1150年記念 特別展「旧嵯峨御所 大覚寺 -百花繚乱 御所ゆかりの絵画-」/2025年1月21日(火)~3月16日(日)/東京国立博物館 平成館(上野公園)/上:重要文化財 紅白梅図、下:重要文化財 牡丹図(いずれも部分) 狩野山楽筆 江戸時代・17世紀 京都・大覚寺蔵

NEWS

2024年11月27日

チケット発売情報を更新しました。「刀剣プレミアムナイト」チケットの販売は12月2日正午から。

2024年11月22日

チケット発売情報を更新しました。先行早割券の販売は11月25日~12月1日まで。

2024年11月5日

「薄緑〈膝丸〉」「鬼切丸〈髭切〉」の同一ケース内展示が決まりました。

2024年11月5日

前売券は12月2日(月)より販売開始予定です。

2024年7月4日

俳優・吉岡里帆さんが本展のPR大使、音声ガイドナビゲーターに決まりました。

2024年3月21日

公式サイトがオープンしました。

  • Instagram

展覧会概要

京都西北に位置する嵯峨(さが)は、古くより風光明媚な王朝貴族遊覧の地として愛されてきました。平安時代初期、嵯峨天皇(786-842)はこの地に離宮・嵯峨院を造営し、空海(774-835)の勧めで持仏堂に五大明王像(現存せず)を安置します。その後、貞観18年(876)に皇女・正子内親王(まさこないしんのう)の願いにより寺に改められ、大覚寺が開創されました。


来たる令和8年(2026)、開創1150年を迎えるのに先立ち、優れた寺宝の数々を東京国立博物館で一挙にご紹介します。なかでも、寺内の中央に位置する宸殿(しんでん)は、元和6年(1620)に後水尾天皇(ごみずのおてんのう)入内(じゅだい)した和子(まさこ)東福門院(とうふくもんいん))の女御御所を後に移築したものと伝えられ、内部を飾る襖絵や障子絵などの障壁画は、安土桃山~江戸時代を代表する画家・狩野山楽(かのうさんらく)(1559-1635)の代表作として重要文化財に指定されています。本展ではこれらのうち120面を超える障壁画のほか、信仰の歴史を物語る歴代天皇による書や、平安時代後期の仏像を代表する明円(みょうえん)作「五大明王像」など、密教美術の名品も公開します。

開催概要

展覧会名

開創1150年記念
特別展「旧嵯峨御所 大覚寺 -百花繚乱 御所ゆかりの絵画-」

Special Exhibition Commemorating the 1150th Founding Anniversary of Daikakuji

Treasures of Daikakuji: From Imperial Villa to Buddhist Temple

会期

2025年1月21日(火)~3月16日(日)

  • ※会期中、一部作品の展示替えを行います。
    前期展示:1月21日(火)~2月16日(日)/ 後期展示:2月18日(火)~3月16日(日)

休館日

月曜日(ただし2月10日、24日は開館)、2月25日(火)

開館時間

午前9時30分~午後5時

  • ※入館は閉館の30分前まで

会場

東京国立博物館 平成館(上野公園)

TOKYO NATIONAL MUSEUM

東京都台東区上野公園13-9

主催

東京国立博物館、大本山大覚寺、読売新聞社、日本テレビ放送網、BS日テレ

特別協賛

キヤノン、大和証券グループ、T&D保険グループ、明治ホールディングス

協賛

JR東日本、清水建設、竹中工務店、三井住友銀行、三井不動産、三菱ガス化学、三菱地所、三菱商事

特別協力

文化庁

協力

光村印刷

お問い合わせ

050-5541-8600(ハローダイヤル)

本展の収益の一部は、「紡ぐプロジェクト」における文化財・美術品の修理事業等に充てられます。150th読売新聞
東京国立博物館 平成館(地図)

東京国立博物館 平成館

東京都台東区上野公園13-9


  • JR上野駅公園口・鶯谷駅南口より徒歩10分
  • 東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅、千代田線根津駅、京成電鉄京成上野駅より徒歩15分
  • ※開館時間、休館日、観覧料、展示期間等の情報は、確定し次第、本サイトでお知らせします。
  • ※展示作品、会期等については、今後の諸事情により変更する場合があります。最新情報は本サイトでご確認ください。
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前売券は12月2日(月)より販売開始予定です。

前売券は12月2日(月)より販売開始予定です。購入方法など詳細は決まり次第、展覧会公式サイト等でご案内します。

観覧料(税込)

12月2日(月)より前売券を販売開始予定です。

  • ※特典付き前売券も販売します。購入方法など詳細は決まり次第、展覧会公式サイト等でご案内します。
  • ※前売券は展覧会公式サイト、東京国立博物館正門チケット売場(窓口、開館日のみ、閉館の30分前まで)、各種プレイガイドにて販売します。
 

一般

大学生

高校生

前売券

1,900円

1,100円

700円

当日券

2,100円

1,300円

900円


  • ※【販売期間】前売券:12月2日(月)~1月20日(月)/当日券:1月21日(火)~3月16日(日)
  • ※中学生以下、障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に学生証、障がい者手帳等をご提示ください。
  • ※本展は事前予約不要です。混雑時は入場をお待ちいただく場合がございます。

「刀剣プレミアムナイト」チケット

「太刀 銘 □忠(名物 薄緑〈膝丸〉)」、「太刀 銘 安綱(名物 鬼切丸〈髭切〉)」の同一ケース内展示決定を記念して、「刀剣プレミアムナイト」を開催いたします。東京国立博物館 佐藤寛介特別展室長によるレクチャーへのご参加および本展図録がセットになった特別なチケットです。

価格

未定

定員

未定

日時

1月25日(土)午後6時~9時

スケジュール

午後6時~7時:研究員によるレクチャー(大講堂)

午後7時~9時:レクチャー終了後、自由観覧(刀剣撮影可)

  • ※会期中は刀剣の撮影は不可ですが、「刀剣プレミアムナイト」参加者のみ特別に撮影いただけます。

出演

東京国立博物館 佐藤寛介特別展室長


  • ※購入方法・入場方法など詳細は決まり次第、展覧会公式サイト等でご案内します。
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「薄緑〈膝丸〉」「鬼切丸〈髭切〉」の同一ケース内展示が決まりました。

清和源氏に代々継承された「兄弟刀」と伝えられる、大覚寺蔵「太刀 銘 □忠(名物 薄緑〈膝丸〉)」と、北野天満宮蔵「太刀 銘 安綱(名物 鬼切丸〈髭切〉)」(いずれも重要文化財)を京都以外では初めて、そろって展示することが決定しました。


「太刀 銘 □忠(名物 薄緑〈膝丸〉)」と「太刀 銘 安綱(名物 鬼切丸〈髭切〉)」は、平安時代中期(10世紀)、清和源氏の祖・源経基の嫡男である源満仲が、勅宣により天下守護の太刀を求め、異国からきた刀工が八幡神の加護を受けてつくりあげたと伝えられています。その後は、その時々に起きた霊異譚(れいいたん)によって名を変えながら、所持者を勝利に導く存在として源氏に代々受け継がれました。


大覚寺は平安時代前期に離宮から寺院となりますが、その際、菅原道真(菅公)が尽力したことが記録に残っています。そのため、境内には菅公を祀る社があり、北野天満宮と長年にわたり交流を続けていることから、このたびの展示が叶いました。


本展では、この「太刀 銘 □忠(名物 薄緑〈膝丸〉)」と「太刀 銘 安綱(名物 鬼切丸〈髭切〉)」を東京では初めて、同一のケース内で展示します。