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2020.12.21

伝統建築の技と知恵、結集~藤井東大名誉教授に聞く

日本の伝統建築の特色と特別展「日本のたてもの」について、日本建築史が専門の藤井恵介・東京大学名誉教授(日本建築史)に聞いた。

藤井恵介・東大名誉教授

石材を多用する欧州などと比べて、日本の建築の特徴は木を使うこと。自然素材の中でも加工性に優れ、強度が高いヒノキやスギが重宝されてきた。

こうした木材を組み上げる伝統技法として、木組みなどの大工技術や、ヒノキの樹皮を重ねて屋根をふく檜皮葺ひわだぶきなどが連綿と受け継がれ、現代に至っている。

今回の特別展では、日本中のあらゆる時代の建築物が一堂に会し、日本人がどんな建物を作ってきたかのアウトラインが分かる。自然素材を活用する伝統的な技と知恵を、模型を通じて鑑賞してほしい。(談)

(2020年12月6日付読売新聞より掲載)

特別展「日本のたてもの」公式サイトはこちら

https://tsumugu.yomiuri.co.jp/tatemono/

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