2021.6.6

比叡山延暦寺で1200年大遠忌「御祥当法要」最澄の遺徳しのぶ

最澄の御影に焼香する森川宏映・天台座主(4日午後、大津市の比叡山延暦寺で)=前田尚紀撮影

今年で1200年大遠忌だいおんきを迎えた天台宗祖・最澄(伝教大師、822年没)の命日にあたる4日、同宗総本山・比叡山延暦寺(大津市)の大講堂で「御祥当ごしょうとう法要」が営まれた。

法要では、最澄がともしたとされる「不滅の法灯」が根本中堂から運ばれ、森川宏映こうえい・天台座主(95)ら僧侶17人が、声明しょうみょうなどを唱えて宗祖の遺徳をしのんだ。

法要後、阿部昌宏しょうこう・宗務総長は「宗祖が願われた、安定と調和を保った社会づくりにまい進しましょう」などと呼びかけた。

記念の展覧会が秋から開催

1200年大遠忌を記念し、東京国立博物館で10月12日~11月21日、特別展「最澄と天台宗のすべて」(天台宗、比叡山延暦寺、読売新聞社、文化庁など主催)が開かれる。文化庁・宮内庁・読売新聞社が取り組む「紡ぐプロジェクト」の一環。来年2月8日~3月21日には九州、4月12日~5月22日は京都の両国立博物館でも開かれる。

公式サイトはこちら → https://tsumugu.yomiuri.co.jp/saicho2021-2022/

(2021年6月5日読売新聞朝刊より掲載)

白く霧に包まれた大講堂
大講堂で御祥当法要が営まれた
散華する僧侶ら
法要を営む森川宏映・天台座主
法要では、歌舞伎俳優・市川猿之助さんの聖句奉読も映像で披露された
講堂内に祀られた最澄の御影
法要の様子をTwitterで紹介しています

根本中堂中陣で「不滅の法灯」が分灯され、灯籠の中に収められて大講堂に運ばれる様子など、動画もご覧ください。

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