2021.3.26

鹿島神宮の国宝「直刀 黒漆平文大刀拵」修理完了

文化庁、宮内庁、読売新聞社による「紡ぐプロジェクト」の文化財修理助成事業で、鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)所蔵の国宝「直刀ちょくとう黒漆平文大刀拵くろうるしひょうもんたちこしらえ」の修理が完了し、25日、保管先の茨城県立歴史館(水戸市)で関係者に報告された。

修理が完了した国宝「直刀 黒漆平文大刀拵」(25日、水戸市で)

「直刀 黒漆平文大刀拵」は総長約2・7メートル。平安時代までに作られたと推定される。

今回、刀を収める拵(さやつかなどの外装)の修理が行われた。2019年から約2年かけて、漆工芸家で修理技術者の北村繁さん(49)が担当。奈良国立博物館(奈良市)文化財保存修理所で、劣化した漆塗りの亀裂を塞ぎ、剥落はくらくを防ぐ処置などを施した。

鹿島神宮の出頭しゅっとう勝宏・権禰宜ごんねぎ(48)は「一流の技術者に修理していただき、きれいになった。大変ありがたい」と感謝していた。

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