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2020.8.7

昭和の木造ホテル×現代アートでどんな美の世界が生まれる?

TARTAROS JAPAN

1935年(昭和10年)に建てられた旧目黒雅叙園3号館、通称「百段階段」を舞台に、オンラインギャラリーを運営する「タグボート」(東京都中央区)がセレクトした30人の新進アーティストの作品を展示する「『TAGBOAT×百段階段』展~文化財と出会う現代アート~」が9月11日から開かれる。

百段階段は、ホテル雅叙園東京(東京都目黒区)内に現存する唯一の木造建築で、東京都有形文化財に指定されている。斜面に沿って建てられた7部屋が99段の階段廊下で結ばれており、それぞれの部屋は、当時屈指の画家、建具師らが装飾を担当。趣向の異なる美の空間が広がっている。

大槻透

今回の企画では、その空間に30人のアーティストによる作品が並ぶ。絵画をはじめ、和紙によるインスタレーションや写真、デジタル作品など技法もさまざまだ。

展示は10月11日まで。日~木曜日と祝日は午前10時~午後5時、金・土・祝前日は午前10時~午後8時(最終入館はいずれも閉館30分前)。新型コロナウイルス対策として、混雑緩和のため入場制限を行う。入場料は一般1600円、学生500円(学生証の提示が必要)、未就学児無料。

公式サイトはこちら

TAGBOAT×百段階段 展 ~文化財と出会う現代アート~

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