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2019.10.28

正倉院展 AKBチーム8メンバーも鑑賞 今も残る彩色「きれい」

奈良国立博物館で開かれている第71回正倉院展で、10月25日の内覧会では、人気アイドル「AKB48グループ」で、各都道府県から1人ずつ選ばれた「チーム8」のメンバー3人も会場を訪れた。

内藤学芸部長(奥)から「粉地彩絵八角几」の説明を受ける(左から)吉田さん、藤園さん、歌田さん(25日、奈良市の奈良国立博物館で)=野本裕人撮影

福岡県出身の吉田華恋かれんさん(17)、愛知県出身の歌田初夏はつかさん(17)、鹿児島県出身の藤園れいさん(14)が、奈良国立博物館の内藤栄・学芸部長の案内で宝物を鑑賞した。

鮮やかな彩色が残る献物けんもつ用の台「粉地彩絵ふんじさいえの八角几はっかくき」について、内藤学芸部長が「これが奈良時代の色」と語りかけると、3人は「きれい」と声をそろえた。歌田さんは「古い時代のものなのに、こんなにカラフルなんて」と驚いていた。

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