2020.3.6

静嘉堂、22年に東京・丸の内に美術館を移転 新たな文化スポットに

2022年に移転する静嘉堂文庫美術館(写真は現在地の東京都世田谷区、同館提供)

公益財団法人「静嘉堂」(東京都世田谷区)は、開館30周年を迎える 2022年に、東京・丸の内の明治生命館1階に美術館の展示ギャラリーを移転すると発表した。

静嘉堂は、三菱第2代社長の岩崎弥之助と第4代社長の岩崎小弥太の父子によって設立され、国宝7点、重要文化財84点を含む多くの名品コレクションを所蔵している。世界に3点しか現存していない中国・南宋時代の国宝「曜変天目(稲葉天目)」をはじめとする所蔵品は、年間4~5回の展覧会でテーマ別に公開されている。

静嘉堂は今回の移転について「東京駅から徒歩5分の圏内に、新しい静嘉堂文庫美術館、明治生命館、三菱一号館美術館が並ぶ丸の内の新たな文化スポットが誕生する。文化遺産を保存から活用へと進めるわが国の文化の発信エリアになる。より多くの人々にご鑑賞いただける環境をつくることにより、さらなる公益財団法人としての役割を果たしていく」としている。

今回、移転する施設は美術館の展示ギャラリーのみで、美術品の保管・管理や研究閲覧業務、静嘉堂文庫(書庫)、敷地・庭園の管理業務は、現在の東京都世田谷区岡本で継続していくという。

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