大阪市立美術館(大阪市天王寺区)で4月3日から、特別展「豊臣の美術」が開催される。豊臣秀吉や一族ゆかりの品々から国宝3件、重要文化財22件を含む約80点を展示し、激動の時代を映す壮麗な造形を紹介する。
織田信長の遺志を継いで全国統一を成し遂げ、大坂に政治拠点を定めた天下人・秀吉とその一族は、強大な権勢と富を手中におさめ、
大坂の陣で敗れ、滅亡の道をたどった豊臣氏に直接関わる美術工芸関係の遺品は、数としては勝者である徳川氏のそれに及ぶべくもない。しかし、関係寺社、皇族・貴族、恩顧の大名らを経て、少なからぬ優品が今日まで伝えられている。
秀吉の神格化に関わる多数の肖像、秀吉夫妻の遺愛品である優美な
本展は、桃山の「夢」をひらいた天下人の大いなる威光と美意識を体感できるまたとない機会といえるだろう。
開催概要
日程
2021.4.3〜2021.5.16
大阪市立美術館
大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82(天王寺公園内)
一般1500円、高大生1000円
※前売券の販売はありません。 ※中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方(介護者1人を含む)は無料(要証明) ※大阪市内在住の65歳以上の方も一般料金が必要です。
休館日
月曜日
(祝休日の場合は開館し、翌平日休館。ただし、5月6日は開館)
開館時間
9:30〜17:00(最終入館時間 16:30)
お問い合わせ
大阪市総合コールセンター なにわコール(06-4301-7285)
(年中無休:午前8時~午後9時)
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