2020.7.7

豪華絢爛! 特別展「きもの KIMONO」 会期を変更し開催

東京・上野の東京国立博物館で6月30日から、特別展「きもの KIMONO」が始まった。織田信長や豊臣秀吉など歴史上の著名人が愛用した着物や、尾形光琳こうりん直筆の小袖こそでなど、魅力あふれる着物が大集合。日本の美の世界を間近で堪能することができる。

重要文化財 振袖ふりそで 紅紋べにもん縮緬地ちりめんじ束熨斗たばねのし模様もよう
(江戸時代・18世紀、前期展示、京都・友禅史会蔵)

日本の美意識を色と模様に表した「きもの」。その原型である小袖は、室町時代後期より、染や刺繡ししゅう、金銀の摺箔すりはくなどで模様を表し、表着おもてぎとして花開いた。

江戸時代には、美しく彩られたきものが着用され始め、町を行き交う人々がファッショニスタに。明治・大正時代には、型友禅かたゆうぜん銘仙めいせんなど、近代的な技術を駆使したきものが流行した。

見返り美人図 菱川師宣筆
(江戸時代・17世紀、通期展示、東京国立博物館蔵)

戦後になると、きものはモードの一線を離れ、現代アートを志向するデザインが登場。現代に至るまで、きものは多様に展開しながら成長し続ける日本独自の美の世界を体現している。

陣羽織 黒鳥毛くろとりげ揚羽蝶あげはちょう模様もよう 織田信長所用
(安土桃山時代・16世紀、通期展示、東京国立博物館蔵)

今回の展示では、織田信長や豊臣秀吉、徳川家康、篤姫あつひめなど、歴史上の著名人が着用したと伝えられる衣装や、尾形光琳直筆の小袖に加え、「観楓かんぷう屛風びょうぶ」などきものが描かれた絵画作品も展示。さらに、現代デザイナーによるきものなど約300件の作品が一堂に会する。

重要文化財 小袖 白綾地しろあやじ秋草あきくさ模様もよう 尾形光琳筆
(江戸時代・18世紀、通期展示、東京国立博物館蔵)

800年以上の歴史を経て、今なお新たなファッション・シーンを繰り広げる「きもの」。質・量ともに世界最大のきものコレクションを有する東京国立博物館で開催する、かつてない規模のきもの展となる。 

今回の展示は、新型コロナウイルスの影響で当初予定していた会期(4月14日~6月7日)を変更しての開催。混雑緩和のため、事前予約制を導入する。入場にあたっては、オンラインでの「日時指定券」の予約が必要となる。

展覧会の公式サイトはこちら

https://kimonoten2020.exhibit.jp/

開催概要

日程

2020.6.30〜2020.8.23

前期展示:6月30日(火)~7月26日(日)
後期展示:7月28日(火)~8月23日(日)
※会期等は今後の諸事情により変更する場合があります。

会場

東京国立博物館 平成館
〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9

料金

一般1,700円、大学生1,200円、高校生900円
中学生以下無料
※観覧にはオンラインによる事前予約(日時指定券)が必要

休館日

月曜日、8月11日(火)

※8月10日(月・祝)は開館

開館時間

午前9時30分~午後6時

※総合文化展は午後5時まで
※夜間開館は実施いたしません

お問い合わせ

03-5777-8600(ハローダイヤル)

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