2020.9.18

目覚める 天平の華~正倉院展、10月24日から奈良博で 59件公開

奈良国立博物館(奈良市)は、「第72回正倉院展」を10月24日から11月9日まで開催すると発表した。今回は新型コロナウイルス対策として事前予約の日時指定入場制を導入し、1時間ごとの入場者を約260人に制限する。

紫檀槽琵琶 (南倉)

展示されるのは計59件(初出展4件)で、天平文化を象徴する宝物などが並ぶ。このうち「紫檀槽琵琶したんのそうのびわ」(全長98.5センチ、最大幅41.2センチ)は、南方産の紫檀や黒檀こくたんといった高級木材をふんだんに使用。バチ受け部分には、水面を飛び立つつがいの水鳥と、空中から襲いかかろうとする猛禽もうきんの姿が描かれている。

平螺鈿背円鏡 (南倉)

遣唐使が中国から持ち帰ったとされる白銅製の鏡「平螺鈿背円鏡へいらでんはいのえんきょう」は、貝殻の破片や琥珀こはく、トルコ石で背面を飾り、花びらや鳥の文様などを鮮やかに表現した逸品だ。

五色龍歯(北倉)

このほか、漢方薬の一種で、象の歯の化石といわれる「五色龍歯ごしきりゅうし」など、薬にまつわる宝物が12件あり、病や災厄に立ち向かった古代の祈りを伝える展示となる。

桑木木画碁局(中倉)
馬鞍(中倉)

入場券の発売は9月26日午前10時からプレイガイド(ローソンチケット、チケットぴあ)で先着順。読売新聞オンラインチケットストアでも9月26日から10月6日まで抽選販売する。いずれも1回で4枚まで購入できる。

       ◇

読売新聞社は、正倉院展に特別協力します。

2020年9月16日付読売新聞より掲載

展覧会公式サイトはこちら

https://www.narahaku.go.jp/exhibition/2020toku/shosoin/2020shosoin_index.html

開催概要

日程

2020.10.24〜2020.11.9

会期中無休

会場

奈良国立博物館
〒630-8213
奈良市登大路町50番地

料金

前売日時指定券(当日券の販売はありません)
通常券(一般)2000円 通常券(中・高・大)1500円 割引券(一般)1900円 割引券(中・高・大)1400円 無料観覧券(小学生ほか)無料 ※ただし、無料観覧券の予約・発券が必要

販売開始日時 9月26日(土)午前10時

休館日

会期中無休

開館時間

午前9時~午後6時

金・土・日祝日は午後8時まで
(入館は閉館の60分前まで)

お問い合わせ

050-5542-8600(ハローダイヤル)

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