2019.10.31

東京国立博物館 天皇と宮中儀礼

悠紀屏風 明和元年度正月・二月帖 土佐光貞筆 江戸時代・1764年(明和元年)展示期間:12月1日まで

天皇を中心とする宮廷社会では様々な儀式や行事が執り行われてきました。こうした宮中儀礼の多くは平安時代に発達し、華やかな様相が整えられるようになります。鎌倉時代以降、宮廷の衰微とともに儀式や行事も一時期衰退・断絶しましたが、江戸時代になると再興され、江戸時代末まで連綿として行われました。

宮廷で行われる儀式や行事は、年中行事と臨時行事に分けられます。年中行事とは毎年繰り返し行われる行事のことで、臨時行事とは天皇の即位や大嘗祭だいじょうさいなど、そのつど行われる儀式のことです。これらは過去の先例を重視したため、絵画作品や歴史資料など、多くの記録に残されてきました。

本特集は、平成から令和への御譲位、御即位により注目の集まる天皇と宮中儀礼を、「即位礼と大嘗祭」「悠紀主基ゆきすき屛風びょうぶ」「御所を飾る絵画」「年中行事」「行幸ぎょうこう御遊ぎょゆう」の五つのテーマによって紹介するものです。とりわけ平安時代以降、天皇が即位後に行う大嘗祭では、その都度、悠紀主基屏風が連綿として作製されてきましたが、今回展示する明和元年度の屏風は現存最古のもので、極めて貴重な作品です。本特集が、一般には接することの少ない様々な宮中の儀式・行事を知るきっかけとなれば幸いです。

主基屏風 文政元年度十一月・十二月帖 土佐光孚筆 江戸時代・1818年(文政元年) 展示期間:2019年12月3日~2020年1月19日
公式サイトはこちら

東京国立博物館

開催概要

日程

2019.10.8〜2020.1.19

9時30分~17時(入館は16時30分まで)
※毎週金曜、土曜日、11月3日(日・祝)、4日(月・振替休日)は21時まで開館

会場

東京国立博物館 平成館 企画展示室
〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9

料金

一般620円、大学生410円など

休館日

月曜日(ただし月曜日が祝日または休日の場合は開館し、翌平日に休館)
年末年始(2019年12月26日(木)~2020年1月1日(水・祝))

開館時間

03-5777-8600(ハローダイヤル)

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