2020.6.10

京都国立博物館 特別展「聖地をたずねて-西国三十三所の信仰と至宝-」

西国三十三所 草創1300年記念

国宝「餓鬼草紙」(部分) 平安~鎌倉時代(12 世紀) 京都国立博物館(8月18日~9月13日展示)

1300年の歴史を持つ日本最古の巡礼路「西国三十三所」。 和歌山、大阪、兵庫、 京都、奈良、滋賀、岐阜にわたり、その総距離は約1000キロに達する。すべての札所を歩いて巡拝するには数か月かかるほどだが、この33の札所が所有する国宝、重要文化財などが一堂に会する展覧会が、京都国立博物館で開催される。

西国三十三所は、養老2年(718)、大和国やまとのくに長谷寺の開基・徳道とくどう上人が、閻魔えんま大王から「生前の悪行により地獄へ送られる者が多い。人々が観音霊場へ参ることで功徳を得られるよう、観音菩薩の慈悲の心を説くように」とお告げを受け、起請文と33の宝印を授かったことに始まるとされている。

徳道上人が極楽往生の通行証となる宝印を納めた場所が、観音霊場 を巡る信仰となり、33の札所を巡る日本最古の巡礼路となった。この札所のうち、3分の1の霊場は京都に集中しており、観音信仰と巡礼の文化は全国に広がったという。

「西国三十三所巡礼札」 室町時代(16 世紀) 滋賀・石山寺(通期展示)

展覧会は、観音信仰や地獄、聖地、巡礼などのテーマで構成され、 七観音(しょう観音、十一面観音、千手観音、如意輪観音、馬頭観音、准胝じゅんてい観音、不空羂索ふくうけんさく観音)すべてが勢ぞろいするほか、寺外への出陳がはじめてとなる「秘仏」なども展示される。

国宝「法華一品経 観世音菩薩普門品」(長谷寺経のうち)(部分) 鎌倉時代(13 世紀) 奈良・長谷寺(8月18日~9月13日展示)

展覧会公式ホームページはこちら

※会期の予定が変更となりました。詳細は展覧会公式ホームページをご確認ください

開催概要

日程

2020.7.23〜2020.9.13

午前9時30分~午後6時まで(入館は午後5時30分まで)

会場

京都国立博物館 平成知新館
〒605-0931 京都市東山区茶屋町527

料金

一般1,600円
大学生1,200円
高校生700円
ほか

休館日

毎週月曜日
※ただし、8月10日(月・祝)は開館。

お問い合わせ

京都国立博物館
075-525-2473(テレホンサービス)

Share

0%

関連記事Related articles

編集部からFrom the Editor

一覧ページへ